昨日新年の挨拶にきた若い事少し話をした
私は今人生のどん底かもしれないと言うてた
高崎さんはそんな時ありましたかーって
えっ俺はもー人生浮き沈みだらけ
そりゃハチャメチャやったし
あちらの方に監禁されたり
2回ほど特攻みたいな感じで死にかけたり 笑
今となってはよー生きてたなって感じやけどなー
そうそう貴女と同じ28歳の時は
人生のどん底に落とされた
まだ覚えてる 結婚して1年目やったわ
当時俺は親父の会社 今の明晃印刷を手伝っていた
そうそう新婚時代は実は明晃には
8割の売り上げを締める
私立の学園があってんほぼその学園で明晃は
回っていた感じやな
幼稚園・高校・大学と理事長とと懇意にしていたので
見積りなんか関係無く独占的に仕事を受注しててん
当時本当にバブルの様に明晃印刷は安泰で
あったのを覚えている
なんせ俺は打ち合わせに行くのに
BMWに乗って向かって
駐車場につくと職員さんに迎えに来てもらう
待遇やったわ
どっちがお客様やねんて感じ 笑
でもそういう事でも許されていた
でもそれも結婚一年目で一気に
突き落とされる 新婚間もないのになー 笑
懇意にしていただいていた理事長が病で
急に亡くなられた
これはかなり大きな出来事であった
理事長が亡くなられると同時に
反体制派の方々が経営に参入されすべての
業者の総入れ替えが行われた
これには明晃印刷も一気に8割の収入源を
閉ざされた訳で
反対に経営が立ち行かなるのは必須であった
かなり大打撃で親父とおかんもう今まで
色々と稼がせて頂いたし
もう明晃印刷もここまでやろなっという
流れになっていた
結婚して1年目の夏の出来事やったわ
まさにどん底とはこのことであった
ほんまに今思えば毎日霧の中をさまよう感じ
俺28歳にして残りの明晃印刷の
2割の売り上げを締める
クライアントを繁々と見たけど
まぁどーにもならない
いわゆる商業消費印刷物のみである
無くなればはい受注して納品のような
一人の給料も出無い感じ まぁ悩んだね
今から考えればそうとうに
苦しくもがいた時間 どうすれば良い
会社の存続 親父オカンはもうあきらめ
モードのこの明晃印刷の現状28歳の俺
未来はあるのか・・・つて (続く)