
昨日業界紙の取材があって
取材の人も俺の前評判を聞いているので
俺の幼少期からの行動が興味あってちょつと
その面白ずっこけ話をすると取材にならず涙を流して
笑っていた 俺の産まれて処は庄内という本当に治安の
よろしくない場所でまして俺らの時代は尾崎豊みたいな
感じて先生も教壇に立つのがオロオロやつとの時代
やった小学校4年生くらいの俺
庄内の駅前に映画館ができたそれも日活ロマンポルノ
最初 艶めかしい映画タイトルを難しい漢字で
書いていたので小学4年の俺は読めない
しかし大人が頻繁に出入りしとこれはる
ここは多分中でやってることは男の「夢のある」
ことに違いないといつも俺は興味深々でその映画館も
儲かってきたのか映画看板を今度は絵で描くよう
になったそれを見た小学4年の俺は色めき立ち
これは何とかして入ってみなあかんと
小さな胸に常に秘めていた
いつ決行しようか ツレを誘うか どうしようか
ツレ(友達)にこのチャレンジを話するとあまり
いい返事はくれない
それなら俺は一人でも決行するからと
親父のブレザー的な
いやいや大人に見せないとあかんから
なんとか色々な見繕いをするんやけど背が小さいから
絶対正面から行ったらばれてまう
うーん どーしたらあの中に入れるのか試行錯誤
映画館の隅の電信柱に隠れてチケットを切る
おばちゃんの行動パターンを熟知
よしよしおばちゃんがトイレにいく
スキがあるなー その一瞬で強行突破したろって
まぁ小学4年の俺には一代チャレンジ
心臓がバクバク 笑
おばちゃんがトイレに立った瞬間に突撃
映画館に入り まぁその感動たるもの 笑
そこから味を占めて何度か突撃したのを覚えている
まぁ今から考えたら小学生の時代から好奇心の塊で
今に至るんやなって思います むっちゃうけてた
