【少しの光明もただ到底】

毎日毎日自分に負荷をかけながら飛び込み営業をした
でもやはり飛び込みでは成果は出なかった
どうすれば良い その時はまだネットの環境とか
そんな時代でなく
営業は足で稼いでナンボの時代であったのを
覚えている一見様の飛び込み営業にはなかなか
仕事は無いただ何度も回っているうちに
「兄ちゃん ほんなら一回見積り持つてきてみ」
と声をかけてくれる人もむチラホラと出てきた
その会社にしては大した事の無い小さな印刷物
俺にとってはその小さな印刷物でさえ今は宝物に思えた
なんせ自分の足で自分の行動で・・・
ほんの小さな勇気で声をかけて頂いたのだから
最初恥ずかしい話声をかけて頂いた時 帰りにお客
様にわかりましたありがとうございますと行って
ドアを閉めた時涙が止まらなかったのを今でも
覚えている 嬉しくて仕方なかった
いやいやまだ見積りやのに
嬉しくて小さな印刷物の見本を預かり会社に還り
見積りをしたのを覚えている
自分なりに一生懸命に積算してお客様に持つていった
相手もなんかわかってたのかな・・
おけーそしたらこれ発注するねと 今でも覚えてる
2万か3万くらいの安価な帳票や封筒
必死になって丁寧に印刷を親父に
してもらった 丁寧に本当に・・
初めて仕事をもらったという自信がその時に
芽生えた 俺やったなって
たかたが小さな行動なんやけど
マラソンの高橋選手みたいに自分を自分で
褒めたのを懐かしく思い出す
でも到底こんな事をしても次のステップには
届かない これで俺は満足してていいのかと
疑問が沸く 人間の欲はその高みを目指す
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